原作を知らないけどTHE FIRST SLAM DUNKを終映一週間前に観ました

 

 

THE FIRST SLAM DUNK

 

僕にとってスラムダンクは諦めたら試合終了や、最後は優勝しないで終わることと廃校舎に続きを書いたくらいのほとんどアメトーークスラムダンク芸人で得た知識が大半だった。

 

そういう訳で特に見るつもりもなかったけど公開前の下馬評を覆す高評価ロングランと、終映直前シアターで見れる最後のチャンスだと思いついにこの前IMAXで観てきました。

 

以下、ネタバレ有りで感想を綴ります。

 

 

 

 

 

 

噂で聞いたけどイキナリ原作クライマックスから始まってびびる。でも試合の合間合間に入るリョータの回想で彼の兄と母に対する想いを知り気づいたら前のめりに映画にハマり込んだ。リョータが秘密基地で泣くシーンは僕も一緒に泣いた。

 

リョータ以外の面子も少しだけだけどバックボーンが描かれたり推察できるような作りになっていって見終わった時には湘北全員が好きになれていた。

 

試合展開は意外とドラマチックにポイントを取るシーンは少なく山王が王者であるということが試合を見るだけでもヒシヒシと伝わってきた。CMで散々聞いた「ドリブルこそ、チビが生きる道なんだよ!」の流れが得点に繋がらないのは実にシビア…

 

臨場感ある描き方や展開も多くて桜木が机に突っ込んでスローになるシーンは映画館なのに思わず声が漏れ出てしまった。後、ラストの無音の中での試合は自分も呼吸するタイミングを見失って過呼吸になりかけた。

 

ラストに海辺で母親と兄の決着をつけてED後に家族写真をリビングに並べれるようになれたのが美しすぎた。最後まで泣かしてくれるぜ。

 

総じて原作ありきの作劇なのに原作を知らなくても楽しめるエンターテイメント性の高い作品だった。

 

この熱を持ったままKindleで全巻原作買おうとしたけどKindle化はしていなかった。どうしてKindleがないんだ!!!って5分くらい怒ってたけど冷静になっていきなり1万以上買い物すると破産してたので助かった。